YOASOBIといえば2020年の紅白にも出場し、大きな話題を集めました。
特に2019年のデビュー曲「夜に駆ける」は発表7か月でYouTube2000万回再生を突破!ストリーミング累計回数5億回など圧倒的な大ヒットとなりました。
『夜に駆ける』は美しく透き通るIkuraさんのボーカルと、Ayaseさんの緻密に設計されたこのピアノカウンターメロがクセになり、聴く人を魅了します。
YOASOBIはプロデューサーのAyaseさんとシンガーソングライターのIkuraさんを中心としたユニットで、『小説を音楽にする』というコンセプトで活動をしており、『夜に駆ける』も『タナトスの誘惑』という小説から着想を得て創作されています。
そんな才能溢れるYOASOBIですがここ最近の活動の驀進で再注目されているAyaseさんの2019年のツイートがこちらです。
最近DM等で作曲機材は何を使ってますか
— Ayase (@Ayase_0404) September 2, 2019
的なご質問を多く頂くので
PC↓
・MacBook pro (2010)
ヘッドフォン↓
・audio-technica(ATH-M40x)
DAWソフト↓
・logic pro x
だけです。
ご飯食べるテーブルに
PC置いて作ってます。
最低限すぎる質素な環境だけど
やる気さえありゃ
なんとでもなるかな、と pic.twitter.com/LiZCVQyyWK
大ヒットを記録し、紅白に出場するような日本を代表する音楽ユニットの音楽制作環境がとにかくシンプルなのは衝撃的でしたね!
現在は構成が若干変わっているようですが、オーディオインターフェースも使わず新マックブックにヘッドホンでラフに作曲というシンプルなスタイルで作っているとのこと。
今回は日本の音楽界を牽引するユニットYOASOBIの使用機材を特集します!
AyaseさんのメインPCはマックブックを使用
「夜に駆ける」時点ではなんと中古の2009年のマックブックを使用していたとのこと。
現在流通しているPCに比べたらスペック的にも強くないと思われる10万円程度の中古マックで初期の名曲を世に生み出していると考えると、感慨深いものがありますね!
現在はさすがに買い替えているようで、デスクトップであるiMacとMacBookを併用しているようですが作業部屋に入るのが面倒とのことで基本はMacBookProで完結しているようです。
恐らくですが現在は8コア16スレッド以上のモデルを使用しているのではないかと察せられます。

AyaseさんDAWはLogicロジックを使用
Logicはアップルが提供する音楽制作ソフト通称DAWです。Logicの特徴としては
- 他のDAWソフトに比べて約2万5千円と安い
- DAWソフトとして動作が安定している
- 特にマックブックなどアップルデバイスとの相性抜群
このような特徴が挙げられます。やはりマックブックを使っているなら、DAWは互換性の高いロジックというのも大きな選択となります。
実際DAWに関しては現在豊富な種類が出回っており、トライアルも含めていろいろなものを試してみると良いかと思います。
こういった様々な音楽制作ソフトが提供されています。当サイトではDAWの老舗であるスタインバーグのCUBASEをおすすめしています。
Ikuraさんのギター
YoasobiのボーカリストのIkuraさんはアコギでの弾き語りも行ってます。
Ikuraさんが使用しているギターはマーチンのEST 1833(イースト 1833)とのことです。3年前にはすでにこちらは使っていたようなので愛用しているようです。
弾き語りも澄んでいて透き通りのある素晴らしい歌声ですね!
AyaseさんのモニターヘッドはAudio-technica ATH-M40x
2019年の時点ではATH-M40xを使用しています。
オーディオテクニカのモニターヘッドホンは質の高さが人気ですが、定番のSHURE (シュアー)SRH840などおよそ365gあるのに対してATH-M40xは240gと軽量です。
アメリカにおける定番ヘッドホンという評価も高い上位モデルである ATH-M50xの遺伝子を受け継ぎ、新開発のユニットを使用。
1万円台にして最高の音楽制作モニタリング環境を実現します。
ここ最近新調したようです。やはりオーディオテクニカを重宝してるんですね!
Audio-technica ATH-M40xモニターヘッドホン
モニタースピーカーreProducer Audio Epic 5

2015年設立の新しい会社reProducer Audio 社の初の製品がEpic 5です。Epic 5は8面体の珍しくも美しいコンパクトなデザインが特徴で、スタジオスタンダートのモニタースピーカーを目指して3年かけて開発されました。
- ドライバー
- パッシブラジエーター
- アンプ
- ハウジング
など、スピーカーを構成する主な関連部品を自社開発している点に、こだわりと理想のデバイスを追及する美学を感じます。
プロフェッショナルなワークフローの中でより早く確実に決定を下せるよう、フラットな周波数特性、全周波数帯域における速いトランジェントレスポンス、広大かつ自然なダイナミックレンジ、そして低ノイズと低歪みに至るまで、「正しいサウンド」をもたらすためのあらゆる条件を備えています。
AyaseさんMIDIキーボードRoland-A-49を導入

こちらも作業場設営にあたっての導入とのこと。Ayaseさんはマウスによる入力で曲を作っているという説も聞いたことがありますし、上記のツイートでもそうですがMIDIキーボードなしでも創作できるようですね。
「頭の中で常にメロディが生れている」とサウンドレコーディング2021年3月号でも語られていますし、完全天才肌なのでしょうが、YOASOBIのサウンド面での魅力であるキャッチーで繊細なピアノリフがマウス入力ていうのはその感性に驚愕ですね!
YOASOBIヨアソビのギターや楽器・使用機材特集まとめ
Ayaseさんはギターもピアノも弾けるようですが基本的にMacBookでの打ち込みをベースに作曲をこなしているようです。
YOASOBIの今後の活躍に大注目です。