パソコンでの作曲・音楽制作であるDTMが一般化しています。
DTMを行うにあたってパソコンはCPU・メモリなどどういったスペックを選べばストレスなく作曲や音楽制作ができるのかという疑問があるかと思います。
特にDTM初心者の方は
- 今持っているPCで音楽制作できるのか?
- PCを買い替えるポイントは?
- DTMを行う上でのCPUやメモリのスペックが分からない
こういった疑問があるかと思います。。
初心者にもわかりやすく今回はDTMにおすすめのデスクトップパソコンと選び方を特集します!
:細かいスペック情報などは飛ばしておすすめのPCの紹介の箇所を読まれたい方はコチラから
その他DTMにおすすめのノートPCの記事もよければご覧ください。
関連記事 DTMにおすすめノートパソコン特集!

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DTM用のパソコンのスペックはズバリ!
ちょっと短めEDM系😸
— Nuzikcapo/DTMとお茶 (@nuzikcapo) June 8, 2021
初心者でも分かりやすいようオススメパソコン特集してます(∀・`*)
DTMおすすめノートPChttps://t.co/bsIv3T7Dp2
デスクトップhttps://t.co/8b1qB6A93n#パソコン#DTM#CUBASE#PC#music#beatmaking pic.twitter.com/lZYz4KntBK
作る曲のカテゴリやイメージによっても異なりますが、膨大なトラックを使って、プラグインを多用。負荷のかかる重たいシンセを使うこともあるでしょう。
DTMを行う上ではある一定以上のスペックが必要です。こういったものが挙げられます。
- パソコンの頭脳であるCPUはインテルだとCOREi5かCOREi7の第9世代以上のCOREシリーズ!4コア以上がおすすめ!
- メモリは最低8GB以上できれば16GB以上。
- SSD搭載で240GB~プラスでHDD1TB~
- GEFORCEなどの高度なグラフィックスはなくてもOK!
こういった選び方が一つの基準かと思います。
DTM用のPCはある程度高いスペックが要求される

DTMを行う際にはDAWの上で50,60トラックを立ち上げて重たいシンセを使うこともあります。
動画編集ほどではなくともPCはある程度の高いスペックを要求されます。
CUBASEは現在PRO12まで発売中。おすすめDAWです!
- DTMでは数十種類のトラックを使い分ける
- それぞれのトラックにリバーヴやコンプレッサーなどプラグインを多用する
- 現在の定番マスタリングソフトのOzoneやRx8など重たいプラグインも併用したい
- Serumなど重たいソフトシンセも数種類使いたい
やはりどうしてもパソコンのCPU負荷がかかることが多いです。
効率の良いストレスフリーの作業を目指すにあたってはPCのスペックが重要となります。
自分が使用しているノートPCもデスクトップパソコンどちらもCPUがCOREi7搭載でメモリ16GB、SSDという環境で作成してます。
そこで価格を抑えながらコスパ性能に優れており、カスタマイズにも強みを見せるBTOパソコンがおすすめです。
DTMにおすすめのPCはずばりBTOパソコン!

当サイトではパソコンは一般メーカーや家電量販店より比較的安くてカスタマイズに特化したBTOパソコンをオススメしてます。
BTOパソコンメーカーの有名大手は
こういったメーカーが挙げられます。
自分自身パソコン工房でDTM用のノートPCを、デスクトップをドスパラで購入しています。
マウスコンピューターはCMでもよく見かけますね!
これ以前にもマウスでノートをパソコン工房でもデスクトップを購入しておりBTOのヘビーユーザーと呼べそうです。
とにかくBTOは安いのでカスタムに資金を回せます。なのでスペックの要求されるDTMのパソコンには最適かと思います。
今回はその中でもパソコンを使った音楽制作であるDTMに特化したデスクトップPCのカスタマイズを紹介します。
ポイント1:頭脳のCPUはCOREiシリーズを!

CPUはパソコンにおける頭脳にあたる部分で、DTMを行う上で最重要ポイントです。
DTMは動画の編集や高画質のゲームほどのスペックは必要ないかと思いますが、トラックを同時に50,60以上立ち上げ、エフェクトやプラグインを多用することもしばしばあります。
インテルのCPUにはPENTIUMやCELELONなど安いものもありますが、DTMに向いたスペックはCOREiシリーズがオススメです。
CPUの表記を解説
CPUはインテル Core i7-9700 (3.20GHz-4.60GHz/6コア/12MBキャッシュ)などと書かれます。
一見分かりづらいですが、-9700 の部分「9」が世代となります。
Core i7-10700でしたら第10世代です。現在第11世代も登場してます!
DTMに関してはCOREi5やCOREi7などの第9世代、10世代11世代の新しいCPUを選ぶことをオススメします。
それとコア数も重要です。おおざっぱにいえばコア数が多いほうが処理能力が増します。
DTMを行う上では最低2コア。できれば4コアや6コア以上がおすすめです。
今回の特集はほぼCOREiシリーズで書いてます。
今回はDTMに向いたPCを下記に選んでますが、さらに高スペックなクリエイター向けPC特集もオススメです。
関連記事 クリエイター向け!超高スペックノートパソコン特集!

ポイント2:メモリは8GB以上できれば16GB以上!

メモリはデータを一時保存、記憶するもので作業台に例えられます。
デスクトップで考えると最近メモリの標準は8Gが多いように見受けられますが、16GB、32GBのように容量が大きいほうがメモリ性能は良いと言えます。
CPUとあわせてできるだけ高スペックを選びたいポイントです。
32GBあれば確実といっていいかと思います。
自分もデスクトップを16GBから32GBに自分で増設しました。

挿入した後の写真撮り忘れましたが8GBX4の32GB。カスタムしやすいのがBTOパソコンの魅力です!
ポイント3:記憶装置はSSDを選ぼう!!

ここ最近ではSSDという記憶装置も主流となってきました。
SSDはHDDよりも割高ですが速度性能に優れています。

自分も以前のパソコンをHDDからSSDに変えましたがOSやCUBASEプロジェクトの立ち上がりが圧倒的に早くなりました。
それプラスで内蔵HDDを搭載するようなカスタムがおすすめです!
ただし外付けHDDを使うということもできますが予算があってスペック的に可能なら内蔵SSDが250GB~、プラス内蔵HDDが1TB~くらいのスペックが良いかと思います。
関連記事 パソコン改造 マウスのノートPCのHDDをSSDへ換装!!

ポイント4:GEFORCEなどグラフィックスはなくてOK!

普通のDVDやYOUTUBEなどの動画を再生するグラフィックスは大概のパソコンにはついているわけですが、パソコンの用途がゲームや動画編集などになった場合はGEFORCEなど高スペックのグラフィックカードが必要となります。
自分のおすすめとしては特に必要でなければグラフィックスはパソコン付属のものを使って、CPUやメモリ、SSDなどをカスタマイズして予算配分したほうが良いかと思います。
ポイント5:デスクトップパソコンのメリットとは?

今回はDTMに向いたデスクトップのパソコン選びを特集します。
デスクトップPCのメリットは大きく分けて2つ
- 液晶の大きさで操作しやすく視覚性も優れている
- ノートに比べて同じスペックでの値段の安さ
こういった点が挙げられます。
当然使う液晶の大きさにも依存しますが
- ノートPCは標準が15型、大きくて17型
- デスクトップの液晶だと小さくて21型~大きくて27型
といったように視認性とコスパの高さはデスクトップのメリットと言えそうです。
同じ値段で考えると基本デスクトップのほうが性能が良い傾向があります。
個人的なおすすめとしては自宅でメインにデスクトップを使用して、それプラスでスタジオでの録音などノートを使い分けるというのも良いかと思います。
DTM用のパソコン紹介!
それではマウスコンピューター・パソコン工房
・
FRONTIERなどのPCを中心にDTMにおすすめのデスクトップパソコンを紹介します。
上に紹介したように基本はCPUはCOREi5以上、メモリ8GB~、SSDカスタム可能なもの、GEFORCEが付属していないものも含めて選んでいます。
値段やスペックに記事とずれもあるかもしれませんのでご確認ください。
ライトユーザーにも高スペックG-Tune PMシリーズ!マウスコンピューター!

- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテル® i5-10400~Core™ i7-10700K/AMD Ryzen™ 5 3600
- メモリ16GB~
- SSD 512GB NVMe対応
- グラフィックス GeForce® GTX 1660
GeForce® GTX 1660搭載でライトなゲームユーザーにもおすすめです。
メモリは16GB標準で¥ 18,590で32GBに増設可能となってます。
6コア~というCPUを生かすためにもメモリは環境に合わせて増設するのがオススメです。

通常背面に液晶端子が用意されているものですがPMシリーズはインターフェースの設置面に傾斜をつけてHTMI端子を標準してます。
近年では机の下などの床上に設置されることの多い傾向やVR向けヘッドマウントディスプレイの接続など、デバイスの接続が簡単にできる構造になっています。
第10世代CORE7搭載ハイエンドPC!マウスコンピューター!

- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテル® Core™ i7-10700K
- メモリ16GB~
- SSD 512GB NVMe対応
- グラフィックス GeForce® GTX 1660 SUPER™
この価格でのスペックはびっくりですね。。
CPUの性能を考えたら13,200円プラスでのメモリ32GBもおすすめです。サブのHDDはついてないのでデータ管理の点で増設がおすすめです。
1TB 4,800円とお得です。コスパも高く最初は予算を抑えて後から拡張という選択もできる素晴らしいモデルですね!
10世代インテルCORECPU搭載デスクトップ!フロンティア!

- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテル® Core™i7-10700 ~i9-10900F
- メモリ8GB~
- SSD 240GB~
Core i7-10700Fで8コア16スレッド。
自分のPCが4コア8スレッドで同じくらいの値段だったのでうらやましい・・・。
DTMだとメモリは16GBは欲しいところです。SSDは512GBを選択プラスサブでHDDをつけるなどの選択肢も良いかと思います。それで13万円台といったところでしょうか。
原資金がなくてもあとからカスタムするといった選択肢もあります。
GHシリーズ(H470) ツイート GH-H470-seriesをフロンティアで探す
パソコン工房!10世代のCOREi7搭載デスクトップ!

- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテル® Core™ i7-10700~
- メモリ8GB~
- SSD 256GB~ NVMe
- グラフィックスUHD Graphics 630~ GeForce
Windows 10 Home 64ビットが中心です。
メモリは8GBから~ですのでDTMでの作業を考えると16GB以上のカスタムがオススメです。GEFORCE搭載、SSD搭載など分かれてますが基本高スペックなモデルが多い印象です。
デスクトップCPUでCorei7の6コア以上なら環境にもよりますがDTMをこなす能力は問題ないと思います。
コスパの高いクリエイターPC!DAIV!マウスコンピューター!

- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテル® Core™i7-10700 ~i9-10900F
- メモリ16GB~
- SSD 256GB~
- グラフィックスGeForce GTX 1650~
8コア12スレッドのCPUCore™i7-10700グラフィックスはGeForce GTX 1650が搭載されており充実したクリエイト環境を得ることができそうです。
スペックを考えるとメモリは32GB以上増設するのもおすすめです。256GBのSSDから6,710円で512GBに増やせるみたいなのでおすすめです。
HDDが無い場合は初期投資しておいたほうが良いと思います。
DAIV Z5シリーズをマウスコンピューターで探す
10世代CORE搭載高コスパデスクトップ!フロンティア!

- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテル® Core™ i5-10400 ~インテル® Core™i7-10700F
- メモリ8GB~
- SSD 240GB~
- グラフィックス:インテル®UHD グラフィックス 630~NVIDIA® GeForce搭載可能
メモリは8GB~となっており16GBが8,000円プラスなのでオススメです。予算を抑えたかったらメインのSSDは少な目でプラスでHDD搭載がオススメです。
1TBが3,000円2TBが4,000円とお得です!この値段でスペックの秀逸さを考えれば初心者にもおすすめです。
第10世代コア搭載デスクトップ!パソコン工房!

- OS:Windows 10 Home 64ビット
- CPUCore i3-10100
- メモリ 8GB(4GB×2)~
- SSD240GB~
とはいえCore3でも5万円ほどとは驚きの安さですよね。。。
COREi5でメモリ16GBSSDを500GBほどに増設して9万円ほどでカスタムできそうです。予算の範囲でオリジナルのカスタムをしたいですね。
intel 第10世代Coreプロセッサー搭載デスクトップをパソコン工房で探す
9万円台から高機能デスクトップ!マウス!

- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテル® Core™ i5-10400 ~インテル® Core™ i5-10400~ Core™i7-10700K
- メモリ8GB~64GB
- SSD 240GB~
- グラフィックス:インテル®UHD グラフィックス 630~NVIDIA® GeForce~Quadro RTX™ 4000搭載可能
- 電源:300W~800W
CPUだと6コア12スレッドから8コア16スレッドの選択が可能。グラフィックスもインテルの標準からとなってます。
メモリは8GBスタートで電源300W~800Wまで。
エントリーモデルだとメモリ8GBと心もとないので税込 ¥ 8,690のメモリ16GB~がオススメです。それとサブでHDD税込 ¥ 7,590で2TBがお得かと思います。
普段使いからフォトデザイン、動画編集まで最適なスペックを追及できますし、ミニタワーモデルなので省スペースというのも大きなメリットです。
コンパクトで高性能デスクトップ!フロンティア!

価格:¥92,800(税抜)~
- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテルCore™i5-10400~Core™i9-10900F~i9-10900F
- メモリ8GB~
- SSD 512GB~
フロンティアのGKシリーズは従来製品よりもプラスチックの量を大幅に減らしたエコPCケースで、堅牢性の高いシンプルなフラットデザインです。
CPUはCore™i5-10400~となっておりi9-10900Fまで積めます!
DTMとなるとCorei7でメモリ16GB以上、プラスでHDD追加など良いのではないでしょうか。大体13万円くらいといったところです。
幅:約209mm x 高さ:約381mm x 奥行:約391mmと小型でデザイン性も高いのが良いですね。
クリエイトもゲームも!フロンティア!

- OS:Windows® 10 Home 64bit版
- CPU:インテル® Core™ i9-10920X ~ i9-10940X
- メモリ16GB~
- SSD 512GB~
- グラフィック:NVIDIA® GeForce® GTX 1660 SUPER™~
フロンティアが誇るハイエンドモデルのデスクトップです。
なんといってもインテル最上位のCPUである Core™ X シリーズを搭載しておりゲームはもちろん4K解像度以上の動画制作など素晴らしいクリエイティヴ環境を実現できそうです。
Core i9-10920Xで12コア / 24スレッド。動画閲覧程度の普段使いではもったいないですよね・・。使ってみたい・・。
DTMに向いたデスクトップパソコン特集!まとめ!

パソコンでの音楽作成においてはできるだけ直感的な作曲環境を整えるという事が重要となります。
当然使用するオーディオインターフェースなどのスペックやDAWとの兼ね合いなどにも左右される部分もありますがパソコンのスペックは最重要といえます。
DTMデスクトップミュージックという根幹を為すデバイスですが、近年のスペックの向上しながらも価格は下がっている傾向などクリエイターとしては嬉しい時代ですね。
人にもよるかと思いますが一度購入したら最低でも2年ほどは使うデバイスなのではないでしょうか。
その点でもBTOパソコンのように比較的値段を抑えてできるだけ高スペックにカスタムして最高のDTM環境を整えて素晴らしいクリエイト環境を実現したいですね!
パソコンの他、DTMに必須のオーディオインターフェースなど特集してます。
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