マイクプリアンプとは??
DTMやレコーディングを行っている時にボーカルの音が小さいな・・・もっと厚みと芯のある音が欲しい・・・
などと感じたことはありませんか?CDや配信されているプロの音とは音質だけでなく音の強さの圧倒的な差を感じることがあるかと思います。
プロの現場ではレコーディングの際はマイクプリアンプを多用します。
マイクプリアンプはマイクからの音をラインレベルまで増幅する役割を持ちます。
多くのオーディオインターフェースにもプリアンプが搭載されていますが音のレベルの小ささを感じることがあり改善するためにハードのマイクプリアンプをかませて使います。
今回はそのマイクプリアンプを特集します!
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マイクプリの特徴や種類は?
マイクプリアンプはマイクからの信号を増幅させる用途で使用します。
オーディオインターフェースについているマイクプリはプリアンプ機能として脆弱な場合がありますので、音声信号の増幅に特化したマイクプリアンプを単体で使うわけですね。
ひとえにマイクプリアンプといっても様々な種類のものがあります。
まず値段ですね。安ければ4,5千円程度から20万円のプロレベルのプリアンプなど。。。
それと形状もラックタイプで据え置きのものや持ち運びにも向いたコンパクトなタイプかもあります。
マイクプリは一般的に真空管タイプのものが多く、機器によって音の抜けや温かみなど音質の違いがありキャラクターづけとしても重要な役割を果たします。
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マイクプリアンプの値段
マイクプリアンプの値段はピンキリで安ければ5千円程度でプロユースのものは20万それ以上などなど・・・。
これは当然マイクプリの質によって変わるもので、プロの現場で使用されるものは厳選された高価なデバイスが使われます。
上記の通り個体によって音も変化するのでサウンドの味付けとしてマイクプリを使うことも多くビンテージのものなどは50万するものもあります。
FMR AUDIO のDI RNP8380FMR AUDIO のDI RNP8380などは8万円を切りながらも20万円相当のプロユースの性能と評判の高いマイクプリアンプです。
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マイクプリの形状
マイクプリアンプはラックタイプで据え置きのものや持ち運びにも向いたコンパクトなタイプのものがあります。
ラック据え置きタイプはスタジオなどで基本場所は固定して使用することが多いです。
持ち運びたい方はコンパクトなタイプを選ぶと良いかと思います。
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マイクプリの接続順番
基本的に接続する順番はマイク、マイクプリアンプ、(あればコンプレッサー)、オーディオインターフェイス、パソコン等のレコーダーとなります。
コンプレッサーとは音圧を上げるためにも使用しますが、レコーディングの際は音が割れないようにピークをコントロールするために使用します。
ストレスのないレコーディング環境を整えるにあたってコンプレッサーは重宝します。
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PRESONUS(プレソナス)TUBEPre V2
1万5千円~2万円台
自分もスタジオで使用してます。真空管タイプでやわらかく温かみのあるサウンドでがっつりオーディオをラインレベルまで引き上げてくれるので気に入ってます。そして安いです。
2万いかずにこのクオリティはさすがだと思います。
マイクプリの定番的な外観でVUメーターも見やすく分かりやすい、操作もシンプルなので初心者にもおすすめです。
サイズも44.45 mm(H) x 139.7 mm(D) x 139.7 mm(W)とコンパクトで重量も2Kg弱なので持ち運びにも重宝してます。
ART エー・アール・ティー マイク・プリアンプ Tube MP Studio V3
およそ8千円-1万4千円台
ベース用にライブで使用している友人がいました。明らかな音の変化があるとのことでサウンドの味付けにも向いてるとのことでした。
まず値段が安いのも大きな魅力です。
Tube MP Studio V3は、Tube MPを元に、VUメーター、リミッターそして、V3回路を搭載しており、ボーカル・マイクのみならず、ギター、ベース、キーボードに合わせたセッティングも簡単に得られます。
FMR AUDIO エフエムアールオーディオ DI RNP8380
およそ8万円-9万円
こちら非情におすすめです!自分がコンプレッサーのFMR1773(詳細はコンプレッサーFMR 1773の記事をどうぞ!)を使用しておりFMRシリーズに興味があったのですがちょうど知り合いがこのマイクプリを持っており試させてもらいましたが素晴らしいです。
パンチのある輪郭のスッキリした上品な音に仕上げてくれます。
音の抜けや空気感が絶妙です。
コンプレッサーの1773の世界中の高い評価は使用して分かってましたがこちらも「20万円以上のハイクオリティプリアンプに匹敵するサウンド」というキャッチフレーズを体現した恐ろしくコスパに長けたモデルでした。
自分の体感としてFMRの機器は本当に信頼でき頼りになるなと最近感じています。
8380(E)もあります。これは使用したことがないのですが8380にさらにバリエーションを追加しているとのことです。個人的にはどちらも所有したいです。
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UNIVERSAL AUDIO(ユニバーサルオーディオ)6176!
28万円~
世界的ミュージシャンから愛された名機の融合となってます!NIVERSAL AUDIOのスーパー名機であるヴィンテージのマイクプリアンプの「610」と有名コンプレッサー「1176LN」の超優秀遺伝子が融合されたモデルがこちら「UNIVERSAL AUDIO1176」です。
関連記事 マイクプリアンプ UNIVERSAL AUDIO 6176

ART ( エーアールティー ) / Pro MPA II
3万8千-6万円
現在はサウンドハウスが安いです!
Pro MPA IIはサウンドや機能等全てに於いてユーザーの求める高い要求を満たします。プロフェッショナル真空管プリアンプの温かさや存在感そしてクリアーさを表現。
可変可能なインプットインピーダンス(150Ω~3000Ω) マイクのインピーダンスに入力インピーダンスを合わせること、また敢えて、ミスマッチングさせることができ、自由にヴォイシングをコントロールできます。コンデンサーマイクであれ、リボンマイクであれ、ダイナミックマイクであれ、マイクの潜在能力が最大限まで引き出され、前より音が良くなったと感じるでしょう。
WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / TB12
6万5千円~8万円前後
TB12はラックタイプのマイクプリです。
TB12はCineMag製トランスを使用しハードな現場で耐久性が高いプリアンプです。
エレキギター、ベースでも最適なディストーションを限界までドライブでき、最高のサウンドを得ることができます。
手作りで製品を組み立てていると、部品の選択がサウンドに微妙な違いを与えることが分かります。小さな変更を繰り返し行い、ようやく最終ミックスのときにサウンドに大きな変化が生まれることもありますが、最初のテイクでは目立った違いが感じられないことが多いものです。TB12の別のオプションを選んでも、最初は違いが少ししか感じられないかも知れませんが、ファイナルミックスまでにはサチュレーションをドライブした時の違いが顕著になることを感じることができるはずです。
自宅で活動するミュージシャンやプロのスタジオを使うミュージシャン達は、Tone Beastを、耳触りのよい温かなサウンドが思い通りに得られる、非常にパワフルでプロフェッショナルな機材として使用しています。