音の出入り口!オーディオインターフェイス!
パソコンでの音楽制作には音の出入り口部分となるIO(オーディオインターフェース)の導入が重要となってきます。
オーディオインターフェースとはギターやボーカルのアナログ信号をパソコンなどデバイスに対応したデジタル信号に変換する役割を果たし、パソコンに録音したり再生するための機器となります。
当然パソコンにはDVDやオーディオを再生するためのオーディオカードは基本的には備わっています。
パソコンでDVDやYOU TUBEを見ていても,i tunesで曲を取り込んでも音声はちゃんと流れますね。
しかし、パソコン標準のオーディオカードというのは音楽制作には不向きなもので、DTMを行おうとするとノイズの発生やレコーディングの際に音の遅延など起こることが多いのです。
ですのでストレスの無いDTM環境を整えるためにはオーディオインターフェースの導入が重要となります。
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オーディオインターフェースを選ぶ基準
オーディオインターフェースといってもいろいろな種類や特徴があります。
オーディオインターフェースを選ぶ際の主な基準としては
- 接続のタイプ
- 値段
- 入出力数
- 対応のビットレートやサンプリングレート
- DAWがついているか?
- ラックの据え置きタイプかコンパクトなタイプか
こういったところかとおもいます。一つ一つ見ていきましょう!
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デバイスの接続タイプ
オーディオインターフェースにもUSB,FireWireタイプTHUNDERBOLT3(サンダーボルト3)など接続に種類があります。
近年よく見られるのはUSBタイプかと思います。
上の画像はUSB3.0対応のものです。
ユニバーサルオーディオのIOはTHUNDERBOLT3(サンダーボルト3)接続のものも多い印象です。
USB3.0のオーディオインターフェースはUSB2.0のパソコンでは動作しなかったりと不具合も起こりかねないのでご自分の環境によって適切なものを選びましょう。
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オーディオインターフェースの値段
ひとえにオーディオインターフェースといえで値段はピンキリといえます。安ければ1万を切り、プロユースのものは高ければ50万など・・・。
しかし最近では安くても高品質なIOが増えてます。
オーディオデバイスの技術の発展やDTMユーザー、ニコ動での配信などオーディオインターフェースの需要も急増しており品質の競争や低価格化などの結果もあるかと思います。
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オーディオインターフェースの入出力数
オーディオインターフェースで必要な入出力数は曲作りの目的やスタイルによって変わります。
例えば宅録で一人でDTMを行う人でボーカルや、ギターを一つずつ録音するのでよければ、入力が2個くらいのコンパクトタイプで全然十分です。
上のスタインバーグのUR22mk2はまさに入出力が最低限の2イン2アウトとなります。
おなじオーディオインターフェースで入出力が多いモデルのものは値段が基本高くなりますので入出力が少なくてその分少しグレードの高いデバイスを購入するというのも賢い選択かと思います。
バンド録音などを想定する場合にはそれなりの入出力数が必要となってきます。下の RME ( アールエムイー ) / Fireface UFX II
などは30 入力 / 30 出力となってます。プロユースとしてあらゆる条件にも対応したモデルですね。
ですので予算や自分の音楽スタイルにあわせたデバイス選びをすればいいかと思います。
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音質やビット数とサンプリングレート
ビット数とサンプリングレートは音質に深くかかわってきます。パソコンの音というのはデジタル音で波形で表示されます。「デジタルでの音の良さ」とはいかに原音を忠実に再現できるかということですね。
ビット数とは簡単に言えば音の強弱をいかに記録できるか。サンプリングレートは一秒間にどれだけの音を分割し記録できるかということです。
44.1KHzとしたら、毎秒44100回記録し、毎秒44100回のAD変換を行っています。
CDの規格は16ビットで44.1kHzですが24bit 48kHzで録音しCDの規格に落とすという方も多いかと思います。
ビット数とサンプリングレートというのは最近では低価格帯のオーディオインターフェースでも24bit/192kHzという超高スペックに対応してるものも多いです。スタインバーグのURmk2もまさに24bit/192kHzとなります。実際パソコンのスペックに依存している部分も大きく宅録レベルでは24bit 48kHzくらいでDTMを行っている方が多いのではないでしょうか?
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CUBASE(キューベース)使用者にはヤマハ スタインバーグのIOもオススメ!
自分は使っているDAWがYAMAHA-STEINBERGのCUBASE(キューベ-ス)なのでオーディオインターフェースもSTEINBERGのURシリーズを使用してます。
オーディオインターフェースといってもいろんな種類がありますので特集します!
YAMAHA STEINBERGの UR28M
3万5千円-4万円くらい。
スタインバーグのUR28MはUSB接続です。自分は家での製作用にメインで使用してます。
ビット数とサンプリングレートは24bit96kHzに対応しておりスペックの高さを実感してます。音質も素晴らしく特にCUBASEでの音楽制作にはぴったりです。
クリアで明瞭な音質が素晴らしいです。
スピーカー切り替えも3スピーカーに対応しており、モニタリング環境向上に一役かってます。
まず機能が第一とはいえ外観も個人的に気に入ってます。デザインの高さも音楽を作るうえでの大事なモチベーションかと思います。
オーディオインターフェースも自分の外観の好みを大切にしたいですね。
UR28MはDAWをお持ちでない方もCUBASEの簡易版CUBASE AIが付属してますのでその日からパソコンさえあれば簡易版のCUBASEでDTMができます。
大きなメリットかと思います。
関連記事 オーディオインターフェースUR28M特集!
YAMAHA STEINBERGのUR22mk2
1万5-9千円くらい。安いのです!USB接続です。
STEINBERG社の強さを感じる大人気シリーズです。自分はスタジオでのボーカルとギター録音用に使用してます。
上記のUR28Mと同じD Preという高品質なプリアンプを使用してます。
この値段なのに得られる音質が素晴らしいです。24bit/192kHzの最高音質にも対応。言うことないかと思います。
そして魅力の一つはそのコンパクトさかと思います。スタジオでの持ち込み、ライブ演奏などあらゆるパフォーマンスに力を発揮します。しかもハード機器の弱みの一つは故障ですが22mk2はメタルボディで頑丈なのです。DAWをお持ちでない方もCUBASEの簡易版CUBASE AIが付属してます。
アマゾンSteinberg スタインバーグ24bit/192kHzUR22mkII 価格: ¥ 13,111 通常配送無料
関連記事 UR22mk2特集!

オーディオインターフェイス UNIVERSAL AUDIO APOLLO TWIN
9万3千円-10万5千円くらい。
こちらは超有名なオーディオインターフェイスですね!中田ヤスタカさん使用でも有名です。基本macでの仕様のようです。
解像度の高い明瞭な音を実現します。
自分も導入しました。
ユニバーサルオーディオ社の名機として世界的にヒットしておりプロユースのモデルで、実際使用してみてその再生音のクリアで解像度の高いモニタリングしやすい音質や、マイクプリの強さを実感しました。
自分はWINDOWS環境なのでAPOLLO TWIN USBを購入しましたが後継機のMK2などもあり、DTM環境やPCのスペックにあわせて購入できます。アポロおすすめです。
コンパクトなので持ち運びにも重宝しますね。世界的にも高評価の優秀なモデルでこの小さなボディにUNIVERSAL AUDIOの技術が叩き込まれています。
UNIVERSAL AUDIO (ユニバーサルオーディオ)
APOLLO TWIN MKII DUO
¥110,160 税込
APOLLO TWIN USB接続オーディオインターフェイス¥94,791 税込
関連記事 世界ヒットのオーディオインターフェースAPOLLO TWIN(アポロツイン)特集!

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APOGEE ( アポジー ) / ONE
3万5千円~
mac専用のオーディオインターフェイスのようですね。
Apogee ONE for Macは、スタジオ・クオリティの2入出力を備えたMac用USBオーディオ・インターフェイス/マイクで、手軽に高音質なプロフェッショナル・クオリティのレコーディングを実現できることで有名です。
洗練されたコンパクトなデザインが良いですね。
One for Macは独自の特殊回路とUSB 2.0接続によりローレーテンシー パフォーマンスを実現しています。
APOGEE ONE Mac専用 USBオーディオインターフェイスアマゾン価格 40,071円
UNIVERSAL AUDIO ARROW
¥58,000(税抜)(¥62,640 税込)~
数あるオーディオインターフェースのなかでもその音質のクオリティと操作性の高さで確固たる地位を築いたAPOLLO TWIN。
そのAPOLLO TWINの超優秀な遺伝子を引き継ぎ、高品質で明瞭なサウンドを実現し安定性・操作性も保ちながらもさらにスマートにコンパクトになったIOがARROW(アロウ)です。
最高24ビット/192kHzの高音質のレコーディングや2イン/4アウトでバスパワーでの駆動、Thunderbolt™(サンダーボルト) 3対応など・・・・・
オーディオ業界の老舗でありながら最先端を行くユニバーサルオーディオの傑作オーディオインターフェースとなってます。
アマゾン価格Universal Audio ARROW¥ 62,640税込送料無料
サウンドハウス UNIVERSAL AUDIO (ユニバーサルオーディオ) ARROW Thunderbolt接続オーディオインターフェイス 62,640円
関連記事 オーディオインターフェースARROW(アロウ)の魅力!

Roland ローランド オーディオインターフェイス DUO-CAPTURE EX UA-22
1万3-8千円くらい。
こちらも安価で秀逸なオーディオインターフェイスとして有名です。
高品質プリアンプのVS PREAMPを2系統搭載してます。
24bit/48kHz対応。コンパクトでスタジオでの持ち込みにピッタリなのと、IPADでの製作にも対応してます。
IPADとの連携については上記のUR22mk2も同様ですが別途Apple Camera Connection Kitというケーブルが必要になります。
魅力の一つが電源でUSBバスパワーはもちろん、単三乾電池、ACアダプター(別売)の3電源方式を採用してます。パソコンでの音楽制作に限らずIPADを使ったレコーディングまで、幅広い用途で活用することができます。
UA22の後継!2017年発売のRUBIX-22。
老舗オーディオメーカーROLAND(ローランド)が誇る2017年発売のオーディオインターフェースRUBIX-22。
前機種もまたコンパクトで高音質で人気を博したUA22であり、その長所をあますことなく伸ばし、昇華したデバイスとなってます。
解像度の高い音質を実現しながらで非常にシンプルなデザインでしかもコンパクトで持ち運びにも重宝。
WindowsやMacといったパソコンだけでなくIPADにもアンドロイドにも対応。現在のあらゆる音楽制作シーンにも活躍が期待されます。
関連記事 ROLAND(ローランド)RUBIX-22の魅力!

USB対応の高品質オーディオインターフェースBabyface Pro!
コンパクトでありながら視認性、操作性の高いスタジオクオリティの高音質を実現したオーディオインターフェースのBabyfacePro。
RMEの歴史と技術が詰まったデバイスとして宅録はもちろんプロの現場にも耐えうるオーディオインターフェースです。
値段はUSBタイプのオーディオインターフェースとしてはおよそ10万円台と高価格ですがプロ愛用者も多いBabyfacePro。
このオーディオインターフェース一台があれば音楽制作の強い味方となって活躍することと思います。
サウンドハウス ¥92,408(税抜)(¥99,800 税込)
関連記事 RMEの 大人気オーディオインターフェースBabyface Pro 特集!

Steinberg アドバンスドインテグレーションDSPスタジオ MR816CSX
13万円-14万円台
中田ヤスタカさんが使用で有名です。Fire Wireタイプのオーディオインターフェイスです。生産は終了しています。YAMAHA STEINBERG のIOなので特にCUBASEと利用するのが相性が良いようです。
Focusrite Scarlett 2i2 G2 2in 2out
1万5千円~1万8千円
レコーディングソフトウェア Pro ToolsのFirstとAbleton Liveの簡易VERのAbleton Live Lite、が付属してます。嬉しいですね!こちらを買えば簡易的ですがDTMを楽しめます。
Pro Toolsといえばまさにプロ仕様であり、入門としても良いのではないでしょうか?
その他Softubeプラグイン、Focusrite REDプラグインがフリーダウンロード可能となっており
USBバスパワー駆動し、モバイルレコーディングに対応
NIのKOMPLETE AUDIO 6(コンプリートオーディオ)
1万9千円~2万8千円
デジタルオーディオ会社のネイティヴインストゥルメンツ社のオーディオインターフェースです。
メタルケースのボディがパワフルで高級感ありかっこいいです。低遅延を実現しています。
高品質のプリアンプが搭載されたマイクインプットは2つあり、宅録に強い存在感を発揮します。
N I KOMPLETE AUDIO 6
参考価格:¥ 27,864 価格:¥ 18,800 通常配送無料